自然電力、2015プラッツ世界エネルギー賞ファイナリストに選出

2015.12.25[プレスリリース]

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市荒戸/代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下「自然電力」)は、業界における模範的なリーダーシップとイノベーションを表彰する毎年恒例のプログラム、プラッツ世界エネルギー賞(2015 Platts Global Energy Awards)において、受賞には至らなかったものの、ファイナリストに選出されました。2015年のファイナリストは、四大陸の30を超える国々でノミネートされたおよそ200の候補から選定されており、日本からの選出は弊社が唯一となります。

1909年に創立されたプラッツは、マグロウヒルファイナンシャルの商品情報部門であり、バイオ燃料、二酸化炭素排出、石炭、電気、石油、天然ガス、金属、原子力、石油化学、海運、砂糖、穀物、そしてエタノールや他のバイオ燃料の生成に使用される農産物の基準価格、ニュース、データ、情報の主要な発信源となっています。1999年に創設されたプラッツ世界エネルギー賞は、エネルギー業界の「オスカー」と称されることも多く、エネルギーのさまざまな側面における17のカテゴリーで卓越したイノベーション、リーダーシップ、パフォーマンスを発揮した企業および個人を対象に表彰します。

自然電力は、エネルギー業界において今後のキープレーヤーとなりうる成長企業が対象のライジング・スター賞(企業部門)において、財務状況、イノベーション、雇用創出、オペレーショナル・エクセレンス、業務スコープ、戦略的ビジョンの観点から審査を受けファイナリストに選出されました。特に世界有数のEPC企業であるドイツのjuwi(ユーイ)株式会社と国際ジョイント・ベンチャーを設立し、開発からEPC、O&Mまでを一貫して手掛けるビジネスモデルの戦略性や、発電所の収益の5%を、土地改良・施設の維持管理など、地域の農業振興に還元する「合志農業活力プロジェクト」における取り組みの革新性などを評価されました。

自然電力は、グループ全体で、再生可能エネルギー発電所の企画・開発から資金調達、EPC、O&Mまで、必要なすべての業務を一貫して提供することを強みとしています。「グローバル×ローカル」を合言葉に、1996年創業のドイツのjuwi株式会社と2013年にjuwi自然電力株式会社(EPC)、juwi自然電力オペレーション株式会社(O&M)を設立し、世界基準の知識や経験を、日本の各地域に適した形で導入しています。また、2015年からは、風力・小水力等も手掛けており、今後も地元企業と連携し地域に根ざした取組を積極的に行い、再生可能エネルギーの普及と持続可能な社会の構築に貢献することを目指します。