自然電力開発のソーラーシェアリング案件が鹿児島県にて完工

2021.06.04[実績情報]

 自然電力株式会社(以下「自然電力」)は、鹿児島県志布志市にて開発を担当したソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)案件(計3か所、以下「本事業」)を建設し、商業運転を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 本事業は、鹿児島県志布志市内の畑や耕作放棄地などの3エリア、合計34,401㎡の土地を利用して、出力約2.19MWp(パネル定格出力)の営農型太陽光発電所を建設しました。発電所下の農地では牧草の生産が行われ、栽培した牧草は近隣の畜産農家へと販売される予定です。今秋に種まきを予定しています。

 なお、本事業は自然電力が開発およびアセットマネジメントを行い、運営・保守はjuwi自然電力オペレーション株式会社(代表取締役:佐々木周、ヴァルツェヒャ・ヤン・マーテン)が行います。営農は地元の農業法人である株式会社たかとみファームが担当いたします。また、開発や運営のアドバイザーとしてソーラーシェアリング事業のリーディングカンパニーである千葉エコ・エネルギー株式会社(代表取締役社長:馬上丈司)が参加しました。

 自然電力は「青い地球を未来につなぐ」ことを自らのPURPOSE(存在意義)として掲げ、より多くの人々が地球上で幸せに暮らし続けるために、世界中で自然エネルギー発電所をつくり安全で持続可能な電気が使われる暮らしを広げていくことを目指しています。今後も新たな太陽光発電所のあり方としてのソーラーシェアリングをはじめ、多様な再生可能エネルギー電源の開発に取り組み、“自然エネルギー100%の世界”の実現を加速させてまいります。

■事業概要

発電所名

志布志松山第一・第二・第三太陽光発電所

所在地

鹿児島県志布志市

発電事業者

志布志営農型太陽光発電事業合同会社

営農者

株式会社たかとみファーム

事業開発

自然電力株式会社

EPC(設計・調達・建設)

株式会社トーヨー建設

O&M(運営保守)

juwi自然電力オペレーション株式会社

アドバイザー

千葉エコ・エネルギー株式会社

発電出力

合計約2.19MWp(パネル定格出力)

想定年間発電量

約268万kWh/年(一般家庭約850世帯分の年間電力消費量に相当)

運転開始月

2021年4月

 

■発電所写真

着工時のお知らせ:
「自然電力開発のソーラーシェアリング案件を鹿児島県にて着工 ~10年の農地転用許可を取得し、ノンリコース型プロジェクトファイナンスによる資金調達を達成~」https://www.shizenenergy.net/2021/03/11/se_dev_solarsharing_shibushi/

 

<本件に関するお問い合わせ>
自然電力株式会社  広報
e-mail:se-comm@shizenenergy.net