千葉県いすみ市における洋上風力発電の「有望な区域」の選定について
2021年9月13日、経済産業省と国土交通省より、再エネ海域利用法における今後の促進区域の指定に向けての有望な区域として、「千葉県いすみ市沖」が選定されました。
弊社自然電力は、この度、いすみ市が有望な区域として選定されたことを、今後の促進区域指定につながる大きな一歩と捉えております。
自然電力は2017年以降、千葉県いすみ市沖を含む千葉県沖にて洋上風力発電事業の可能性調査や漁業関係者などとの協議を進めてまいりました。2019年には持続可能なインフラ資産の世界的なディベロッパーであり、洋上風力開発への専門知識と経験を有するNorthland Power Inc.(ノースランド・パワー)と「千葉洋上風力株式会社」を設立、また、2020年には日本国内で最大の都市ガス事業者である東京ガス株式会社が参画し、コンソーシアムの体制を強化しています。
いすみ市沖における事業では、これまでの継続的な協議のみならず、沖合の風況・海況を計測する「浮体式LiDAR」を導入し、その計測データを地域の漁業関係者に共有するなど、漁業関係者を含む地域の皆さまや自治体関係者とより密接な連携を行えるよう取り組みを強化してまいります。
自然電力は、日本の温室効果ガス削減目標を実現可能なものにするための具体的な手段の一つとして、洋上風力発電における再生可能エネルギーの創出に注力してまいります。