自然電力グループ

ブラジルの現地合弁会社シゼン・エネルジア・ドゥ・ブラジル（Shizen Energia do Brasil Ltda, 以下「Shizen Brazil」）と、ブラジルで不動産開発を行うエスパソ・イプシロン（Espaço Y）の子会社であるファソル・リニューアブルエナジー（FazSol）は、この度、ブラジルにおいて開発した太陽光発電所5ヶ所・合計4.4MWpの所有権の大部分をフランスの再生可能エネルギー発電所開発会社GreenYellowに売却致しましたのでお知らせいたします。

これらの発電所は、ブラジル連邦共和国ブラジリア州に位置し、年間7.3GWhの電力を発電します。2020年から10ヶ月間に渡りすでに稼働しており、空港やビル・小売事業者に電力を供給しています。

また、この売却については2020年の後半から準備を進めており、2021年9月に売却契約が成立しました。90%の持分をGreenYellowに売却し、10%は引き続きFazSolが所有しアセットマネジメントを行います。

Shizen Brazilのカントリーマネージャーであるブルーノ・スザートは「このプロジェクトは会社にとってブラジルでの初めてのM&A案件でした。私たちはパートナー探しをとても慎重に行い、ブラジルにおけるエネルギー転換にコミットし、私たちと目標と同じくするGreenYellowと出会うことができました。2018年に現地法人を設立してからブラジル国内での再生可能エネルギーへの需要の高まりを実感していますが、今回の売却は私たちにとってもブラジルにおける再生可能エネルギービジネスの基盤をより強固なものにすると考えます」と述べています。

Shizen Brazilは「青い地球を未来につなぐ」をPurpose（存在意義）に掲げ、これまでの日本国内での自然エネルギー発電所に関するノウハウを活かし、今後もブラジル国内でのニーズに応じた再生可能エネルギー発電所の普及と持続可能な社会の構築に努めて参ります。

写真：Garmatz I

【事業概要】

【GreenYellowについて】

2007年以降、GreenYellowは顧客のニーズにこたえながら幅広くエネルギー事業を行っており、現在は発電所のプロジェクトにおいて設計・工事・資金調達・マネジメント・保守・運営まで多岐に渡るソリューションを提供している。東南アジアから南米まで16ヶ国で事業を展開し、物流・小売・ヘルスケア・輸送・自治体など様々な顧客に対応する。

・本社：São Paulo, Brazil
・代表取締役：Roberto Zerkowski
・WEBサイト： https://www.greenyellow.com/

【Espaço Y について】

25 年前に設立したEspaçoYは、不動産開発、建設、コールセンターなどを含む複数の事業を展開している。住宅、不動産、および電気通信業界で地域を代表する企業である。2018年にShizen Brazil とのパートナーシップを発表したのち、再生可能エネルギー分野に参入した。EspaçoYは、社会的責任と持続可能な開発へのこだわりを持って、理想の住居地域を開発することを目指している。

・本社：SHCN 202 Bloco A – salas 201/202/204, Brasília-DF, Brazil
・代表取締役：Daltro Noronha, Flávio Barros
・WEBサイト：https://espacoy.com.br/
・事業内容：住宅・不動産事業、コールセンター事業

【シゼン・エネルジア・ドゥ・ブラジルについて】

自然電力株式会社とブラジル現地のパートナーであるエム・エス・コンストリア・サポーチ（MS Consultoria e Suporte）が2018年に共同で設立した現地合弁会社。

・本社：ブラジル連邦共和国ブラジリア州
・カントリーマネージャー：ブルーノ・スザート
・事業内容：事業開発、IPP、アセットマネジメント

＜本件に関するお問い合わせ＞
自然電力株式会社 　広報
e-mail：se-comm@shizenenergy.net