Top Glove Corporation BhdとShizen Malaysia Sdn Bhdがマレーシアの太陽光発電所にて初のコーポレートPPAを締結
自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市、以下「自然電力」)のグループ会社であるShizen Malaysia Sdn Bhd(シゼン・マレーシア、本社:マレーシア、以下「Shizen Malaysia」)は、マレーシア、タイ、中国、ベトナムに48の製造拠点を持ち、世界195カ国でグローブを販売し、世界シェア26%の世界最大のグローブメーカーであるTop Glove Corporation Bhd(トップ・グローブ・コーポレーション、本社:マレーシア、以下、Top Glove)との間で、2021年11月29日、屋根置き型太陽光発電所の長期売電契約を締結しました。
このプロジェクトは、セランゴール州クランに位置するTop Gloveの工場の屋根に、容量2.2MWの屋根置き型太陽光発電所を建設するものです。この太陽光発電所から、クリーンでコスト競争力のある再生可能エネルギーを工場に供給することで、Top Gloveの電力コストの削減に貢献するとともに、二酸化炭素排出量の削減にも貢献します。
Shizen MalaysiaのCEOであるアルビン・コーは、「新型コロナウイルスへの対応を行う医療現場の最前線に重要な個人用防護具(PPE)を提供し、世界中に普及させるという重要な役割を担ってきたTop Gloveとの画期的な契約を締結し、マレーシアでの最初のプロジェクトをスタートさせることができて嬉しく思います。これは長期的なパートナーシップの第一歩であり、Top Gloveの環境目標である”低炭素社会”に向け再生可能エネルギーへの移行に貢献できることを光栄に思います。」と述べています。
Top Gloveの広報担当者は、「Top Gloveは、自然電力グループと同じ価値観を共有しています。私たちは、ポジティブな変化を生み出し、未来の責任あるビジネスを形成することに深くコミットしています。2025年度までに二酸化炭素排出量を25%削減し、将来的にはネットゼロを達成するという目標を達成するために、自然電力グループと緊密に連携していきます。気候変動対策を求める声はますます大きくなるなか、私たちは、再生可能エネルギーに移行することで、この変化に対応していきます。この持続可能な取り組みは、気候変動という緊急事態に対処するための戦略的な取り組みであり、長期的には当社にとって最も重要な分野であるカーボンフットプリントの削減に確実に貢献するものと考えています。」と述べています。
写真:Top Gloveの工場
【Top Glove Corporation Bhdについて】
写真:Top Gloveタワー
マレーシアに本社を置くTop Glove Corporation Bhdは、1991年に設立の世界最大のグローブメーカー。1工場、1ラインからスタートし、今ではゴム手袋の世界シェアの26%を占める。マレーシア、タイ、ベトナム、中国で生産活動を行う。また、これらの国のほか、米国、ドイツ、ブラジルにマーケティング拠点を持ち、世界195カ国、2,000社以上の顧客に輸出している。
【Shizen Malaysia Sdn Bhd.について】
Shizen Malaysia Sdn Bhdは、東南アジアの本部として自然電力株式会社の100%出資により設立された。
Shizen Malaysiaは2019年8月に設立され、自然電力の東南アジア事業を戦略的にサポートする役割を果たしている。現地の需要と成長が急速に高まるなか、地上・浮体太陽光発電所などの再生可能エネルギーで200MWp以上のプロジェクトを進めている。
【自然電力株式会社について】
2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ。」を掲げ、日本全国でグループとして約1ギガワットの再生可能エネルギー発電事業に携わっている。大規模再生可能エネルギー発電所の設置・運営のための開発・EPC(設計・調達・建設)・O&M(運営・保守)・アセットマネジメント事業に加え、中・小規模発電所によるPPA事業、電力小売り事業といった脱炭素ソリューションの提供を行っている。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発事業・発電事業を展開している。
- 本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
- 代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
- URL:http://www.shizenenergy.net
<本件に関するお問い合わせ先>
自然電力株式会社 広報(担当:佐藤)e-mail:se-comm@shizenenergy.net