Shizen International (Thailand)とタイSena Solar社が提携
Sena Solar Energy社(以下、Sena Solar)と自然電力グループのShizen International (Thailand)は2月15日、タイにおける再生可能エネルギー市場拡大への投資及び可能性を検討する提携覚書に署名しました。
当覚書により両社は、タイの再生可能エネルギー市場において、60MW以上の浮体式水上太陽光発電プロジェクト等を検討しており、さらなるビジネスチャンスを模索していきます。両社は今後共同で太陽光発電設備の開発を行い、タイ政府および民間企業へのクリーンエネルギーソリューション提供に取り組んでまいります。
Sena Solarは、総合的な太陽光発電事業会社として、太陽光発電の設置事業を行い、屋根置き太陽光発電に関するコンサルティングサービスやアフターサービスを含む包括的なソーラーエネルギーソリューションを提供しています。現在、Sena Development Plc.が開発した住宅やコンドミニアムに加え、産業関連、政府関連、その他の住宅のお客様へのソーラーパネルも設置しています。Sena Solarは、世界最高水準の技術で、太陽光発電事業のあらゆるサービスを提供するリーダーであることを目指しています。
Shizen International (Thailand)は、タイでの事業を本格化させることを目的に、昨年10月に現地法人化しました。これまでに、産業施設向けの屋根置き太陽光発電を利用した長期電力供給契約を中心に事業を展開しています。これまでの発電容量は合計12.6MWに達し、建設中のものを含めると合計で24MWになる予定です。自然電力グループは、東南アジアではタイの他、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンで再生可能エネルギーの開発ビジネスを展開しています。
タイにおける不動産開発大手のSenaグループの知見とネットワーク、そして自然電力の再生可能エネルギーに関する専門知識および日本でのネットワークを組み合わせることで、タイにおける政府機関・産業界の顧客に対し、品質、価格、プロジェクト進行のスピード、そして長期で責任と信頼あるサービスを提供するという観点から、優れたクリーンエネルギーソリューションを提供することが可能となります。
Sena SolarのCEOで准教授のKessara Thanyalakpark博士は、「日本のパートナーであるShizen International (Thailand)との提携は、タイの再生可能エネルギー市場における投資機会を検討することを目的としたものです。当社は、大きな成長が期待できる新市場への投資を拡大し、総合エネルギー技術のリーダーとなるべく事業性を高めることに注力する構えです。現在、当社とパートナーは、進化する市場ニーズに対応するため、共同でプロジェクトの検討・開発を進めています。」
Shizen International (Thailand)の親会社Shizen InternationalのCFOであるOliver Senterは、「当社は、Sena Solar社と、タイにおける大規模な浮体式太陽光発電プロジェクトの共同開発に関する覚書を締結できましたことを大変嬉しく思っております。タイの老舗不動産・再生可能エネルギー企業であるセナグループと提携する機会をいただき、大変光栄に思います。」
【Sena Solar Energy Co., Ltd.,について】
2014年9月設立。SENA Development PCL.の100%子会社。総合的な太陽光発電事業会社として、太陽光発電の設置事業を行い、屋根置き太陽光発電に関するコンサルティングサービスやアフターサービスを含む包括的なソーラーエネルギーソリューションを提供する。
【自然・インターナショナル株式会社について】
2020 年 9 月設立。自然電力株式会社100%出資の子会社。自然電力株式会社の海外事業を統括し、主に東南アジア・ブラジルを中心に、海外における再生可能エネルギー発電所の開発およびアセットマネジメント業務を手掛ける。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:古賀大幹
・URL:https://www.shizeninternational.com/