Shizen Connectは東北電力が実施するEVを活用したピークカット制御とVPP運用の実証に参画します
- ピークカットの効果とVPP構築の技術性を検証 -
VPP(*1)プラットフォームを提供する株式会社Shizen Connect(以下、Shizen Connect)は、東北電力株式会社(以下、東北電力)が実施する電気自動車(EV)を活用した電力使用コストの削減、並びに電力系統安定化に寄与する需給調整市場(3次②)の技術性に関する実証事業に、独自開発したアグリゲート・エネルギー管理システム「Shizen Connect(シゼンコネクト)」(以下、「Shizen Connect」)が採用され、本取組みについて、2023年12月より開始することをお知らせします。
本事業は、東北電力が特別協賛している、宮城県仙台市の長町住宅展示場にて、Shizen ConnectがIoT技術と人工知能(AI)を利用し独自開発したアグリゲート・エネルギー管理システム「Shizen Connect」を活用し、電気自動車に対し、V2H(*2)による充放電を遠隔制御することで、ピークカットの効果とVPP(仮想発電所)構築の技術性を検証するものです。
■EVを活用したピークカット制御とVPP運用の実証イメージ
■実証概要
目的 |
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期間 | 2023年12月~2024年1月 |
Shizen Connectの役割 | ・制御計画の立案と遠隔制御実施 ・実証成果検証 ・その他実証事業全体のとりまとめ 等 |
Shizen Connectでは今後も引き続き、各分野のリーディングカンパニーと共に、脱炭素化社会の実現に向けた貢献を続けてまいります。
*1 VPP(仮想発電所):複数の分散型エネルギーリソースを、ICTを活用しひとつの発電所のように統合・制御し、電力の需給バランスを調整する仕組みです。
*2 V2H (Vehicle to Home) :EVへの充電だけではなく、EVから家庭へ電気を送ること。また、災害時にもEVから給電することにより普段と同じように家電等を使用することができる。
【エネルギー管理システム「Shizen Connect」について:https://www.se-digital.net/】
「Shizen Connect」はエネルギー管理マネジメント・システムです。蓄電池、EV充電器などの個別制御から、複数の建物を自営線などで繋いだマイクログリッドの制御、大規模のエネルギーリソースによるVPP制御などが実現できます。分断されがちだった個別の制御とVPP制御などをワンストップで提供でき、エネルギーリソースをマルチパーパスで利用することで経済性を向上させられます。またベンダーフリーなのでメーカー依存なくエネルギーリソースは自由に選定できます。
【東北電力株式会社について】
会社名 :東北電力株式会社
本店所在地:宮城県仙台市青葉区本町一丁目7番1号
設立 :1951年5月1日
代表者 :取締役社長 樋口 康二郎(※)
URL :https://www.tohoku-epco.co.jp/
※樋口の「樋」は、一点しんにょう
【株式会社Shizen Connect 会社概要】
会社名 :株式会社Shizen Connect
本社所在地:東京都文京区本郷5-33-10 いちご本郷ビル3F
設立 :2023年10月2日
株主構成 :自然電力株式会社100%
代表者 :代表取締役 松村宗和
事業内容 :VPPプラットフォーム事業、エネルギー管理サービス事業、IoT機器販売事業など
URL :https://se-digital.net