自然電力が企業向け「脱炭素リスキリング」プログラムの提供を開始
この度、自然電力株式会社は脱炭素経営を加速させる企業向け「脱炭素リスキリング」プログラムの提供を開始いたしました。本プログラムは、国際的な気候変動対策の潮流を踏まえ、国内外に渡り複数の拠点とサプライチェーンをもち脱炭素経営へのアップデートを目指す日系企業のGX(グリーントランスフォーメーション)を加速させるための企業研修および伴走支援サービスです。
本プログラムは、厚生労働省の「人材開発支援助成金」をご活用頂くことで、導入費用の大企業は60%分、中小企業は75%分が助成されます。
例(大企業の場合):
導入費用100万円 → 実際の支出40万円
背景
気候変動対策への取り組みを先行して強化するグローバル企業を顧客やパートナーとしてもつ国内企業の脱炭素やサステナビリティの担当者は、排出量算定や、エネルギー効率化のための省エネ、太陽光発電の導入、カーボンクレジットや非化石証書の調達など、これまでの事業の延長線上にはない、全く新しい取り組みを牽引することが求められています。
また、脱炭素経営の方針と対策は、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD ※)」の情報開示基準や、CDPのスコアリング 、SBTi認定などの、国際的な指針や規制に沿った情報開示基準を満たしていかなければなりません。
自然電力株式会社は、これまでに国境をまたいで事業所を展開する多くの企業に対してPPA契約や環境証書の導入をはじめとした脱炭素経営のサポートを行ってきました。
その経験と実績を通じて、脱炭素の取り組みの初期段階では単に知識の提供だけでは、その企業が本当に必要とする効果的な取り組みには繋げられない、それぞれの企業の実情に当てはめ主体性を引き出すことでスピーディーに高い成果が挙げられると考え、本プログラムの構築に至りました。
自然電力は、パーパス「青い地球を未来につなぐ」を共に実現するために、あらゆる手段で企業の脱炭素をご支援して参ります。
「脱炭素リスキリング」プログラムとは
脱炭素経営に取り組む理由を、「全体最適」の視点を踏まえて自社事業との関連性と共に洗い出すことから、具体的な実行計画策定の試行錯誤まで寄り添う「企業研修プログラム」です。
特徴は、会社の実情に合わせた脱炭素経営に関する情報提供を行い、GX推進に関わる「個人」のモチベーションを言語化し主体性を引き出すこと。また、本事業とGX双方の観点を踏まえたプロジェクトマネジメントの手法を「リスキリング(学び直し)」できることにあります。
例えば、このようなお悩みを解決できるプログラムです。
- 脱炭素担当として次に何をすべきなのか、相談できる相手がいないことが不安
- 法律や制度の変更や新しい用語が多くキャッチアップが大変
- ビジネス拡大とGHG(CO2)削減の両立を考えた実行計画を立てたい
- スコープ3の算出や更なる削減に取り組みたいが、社内やサプライチェーンの理解度が低く、説明や説得が困難
プログラム概要
- 脱炭素経営の基礎習得を、多忙なビジネスパーソンでも「ながら学習」で理解できる動画シリーズ(下部にサンプル動画を掲載しています)
- プロの企業研修ファシリテーターと共に行う、自然電力の脱炭素支援コーディネーターと参加者との双方向コミュニケーション
- 脱炭素経営の体験ゲームや、「個人」のモチベーションを喚起させる数々のワークショップ
- 自社の社員や役員だけではなく、サプライチェーン各社に対する「スコープ3のGHG排出量の算出および削減率アップ」への動機付けをサポート
プログラム構成、料金体系詳しくは公式サイトでご確認ください。
【自然電力の脱炭素支援サービス公式サイト】https://shizenenergy.net/decarbonization_support/service/reskilling/
動画シリーズのサンプル
お問い合わせ
脱炭素リスキリング担当:石井 yusuke.ishii@shizenenergy.net
ウェブサイトからも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
https://shizenenergy.net/decarbonization_support/service/reskilling/
※ TCFDは解散、現在は「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)」にその機能を引き継いでいます。