南伊勢自然電力太陽光発電所における地域還元事業について
三重県南東部に位置する南伊勢町には、自然電力グループが開発・EPC・発電所管理に携わる「南伊勢自然電力太陽光発電所」があります。
2014年に稼働開始したこの発電所では、共同事業者である株式会社吉田組の賛同を得て、売電収益の約1%を南伊勢町に寄付する活動を行っています。2016年から継続しているこの取り組みは、今年度で6年目を迎えました。
南伊勢町ではこの寄付金を地域の環境保全に活用しており、再生可能エネルギーによって創出された経済的価値が環境保全につながるという「価値の循環」が生まれています。
■2023年度の寄付金活用事例
- 自然環境の保全活動
- 町内登山道の整備、案内板の補修及び設置
- 堤防の草刈管理、除草作業、草花・花木等の植栽管理
- 豊富な水産資源維持のための漁場環境機能の整備活動
- 藻場等の保全(食害生物の除去、モニタリング)
- 生態系の維持活動(アオリイカ産卵礁の設置)
自然電力グループでは、パーパス「青い地球を未来につなぐ」の実現に向け、今後も地域に根ざした再生可能エネルギー発電所の開発を通して、地域に新たな価値をもたらす取り組みを続けてまいります。