『責任ある脱炭素ソリューション企業以上』の存在を目指したパーパスオーセンティシティタスクフォースの設置について

2024.09.30[お知らせ]

自然電力グループは、「責任ある脱炭素ソリューション企業」を超え、青い地球のためにアクションを取ることにコミットしています。

この目的を持続可能な形で実現するため、自然電力グループは「パーパスオーセンティシティ(パーパスに本質的な形で取り組む)タスクフォース」を立ち上げ、未来への責任、ネイチャーポジティブを目指した再生可能エネルギー発電所、地域インパクトという3つの柱に焦点を当てて活動しています。

この取り組みを通じて、パーパス実現に向けた具体的な行動を推進し、マイルストーンの進捗をモニタリングすることを目指しています。

 

3つの柱

 

未来への責任

 

自然電力グループは、2030年までに、再生可能エネルギー発電事業と蓄電池事業を大幅に拡大することを計画しています。この成長に伴い、発電所の電力消費によるScope 2の排出量増加が予想されますが、自然電力グループは成長と排出量削減のバランスを取ることにコミットしています。

オフィスや移動からの排出は、削減推進にあたっての重点領域の一つです。さらに、サプライヤーの皆様には、私たちのサプライヤー行動規範に則り、ESG関連情報の開示に向けたプロセスの設定を提案し、温室効果ガス(GHG)排出量やリスク評価についての透明性を確保する予定です。

 

ネイチャーポジティブな再生可能エネルギー発電所

 

気候変動対策として確立されている再生可能エネルギー発電所の建設は、生物多様性の観点からは悪影響を及ぼすと見なされることがあります。自然電力グループは、このような懸念に真摯に取り組むべきだと考えています。再生可能エネルギーの推進に当たってネイチャーポジティブという視点も考慮することにより、次世代が青い地球を楽しめるように努めていきます。

そのため、ネイチャーポジティブを目指した再生可能エネルギー発電所に関する委員会が設立され、影響評価や、行動目標の設定に取り組んでいます。

 

地域へのインパクト

 

自然電力グループは、グループ全体戦略の一環として、地域の活性化と価値創造に貢献することに専念しています。そのため、再生可能エネルギー発電所が設置される周辺地域のコミュニティに便益をもたらすよう努めています。

地域のステークホルダーとの意義ある関わりを重視し、コミュニティパートナーシップを通じて持続可能な発展を促進してまいります。

 

排出量削減目標

 

「未来への責任」の柱の一環として、自然電力グループは明確な温室効果ガス排出削減目標を設定しました。今後、大幅な事業成長を見込みながら、2023年度の水準と比較し、2025年と2030年までに排出量を10%削減することを計画しています。

この目標は、事業を成長させながら持続可能な取り組みを進め、未来への責任を果たしていくという我々のコミットメントを反映しています。

 

ガバナンス体制

 

戦略目標に沿ってガバナンスフレームワークを確保するため、パーパスオーセンティシティタスクフォースと各専門委員会は、取締役会に責任を負う経営委員会に直接報告します。

この構造は、情報の透明性と、パーパスに基づいた意思決定への取り組みをあらわしたものです。

以 上