SMFLみらいパートナーズと自然電力、 計18.6MWの水上太陽光発電所を運営する事業会社を共同取得

2024.12.05[プレスリリース]
SMFLみらいパートナーズと自然電力、 計18.6MWの水上太陽光発電所を運営する事業会社を共同取得

三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)の戦略子会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社(代表取締役社長:上田 明、以下「SMFLみらいパートナーズ」)と自然電力株式会社(代表取締役:磯野 謙、川戸 健司、長谷川 雅也、以下「自然電力」)は、フランスの水上太陽光発電設備の架台メーカーであるシエルテールグループが所有する、稼働済み水上太陽光発電所12ヶ所を運営する水田湖一株式会社(以下「水田湖一)を共同で取得したことをお知らせします。

 水田湖一が運営する発電所は、シエルテールグループが20162021年に運転開始した水上設置型の太陽光発電所で、農業用のため池に設置している特徴があります。四国地方6ヵ所、関西地方3ヵ所、中国地方2ヵ所、中部地方1ヵ所に発電所を有し、合計での発電容量は18,614kW、年間発電量は約2,184kWh(一般家庭約5,200世帯分の年間電力消費量に相当)となります。

 SMFLみらいパートナーズは、20249月末時点で864MWの太陽光発電所を所有しており、自然電力は、国内で累計1GW以上の再生可能エネルギー開発に携わるとともに、海外10の国と地域で開発を進めています。今般、SMFLみらいパートナーズと自然電力は、両社が培ってきた再生可能エネルギーに関する知見を活用することで、水田湖一の取得に至りました。尚、両社ともに、水上太陽光発電所の取得は初めてとなります。

日本には、太陽光発電の新たな適地として有望視されているため池が全国に15万ヵ所存在し、水上太陽光発電設備の導入ポテンシャルは約39GWと言われており、今後さらなる普及が見込まれています。SMFLみらいパートナーズと自然電力は、本取り組みを通じて得た知見を活かし、水上太陽光発電事業を拡大し、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

SMFLグループは、太陽光・風力・バイオマス・水力などさまざまな再生可能エネルギー発電事業、オンサイト/オフサイト発電事業によるCO2フリー電力の供給、省エネルギー支援サービスなどの事業を展開しています。また、再生可能エネルギーや省エネルギー設備にリースをはじめとするファイナンスサービスを提供しています。これからも企業の脱炭素への取り組みを支援するソリューションをワンストップで提供することで脱炭素社会の実現に貢献していきます。

自然電力は、再生可能エネルギー施設の設置・運営のための開発、EPC(設計・調達・建設)、O&M(運営・保守)、アセットマネジメント事業に加え、環境価値の創出・販売、コーポレートPPAを通じた再エネ電力の長期供給等をはじめとする脱炭素ソリューションを提供しています。また、エネルギーテック事業においては、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリッドやVPPの構築、EVのスマート充放電サービス等を提供しています。パーパス「青い地球を未来につなぐ」の実現に向け、グループ全体で取り組みを加速させてまいります。

※ 出典:NEDO再生可能エネルギー白書

 

【五反田池太陽光発電所(岡山県)】