ながの電力、株主間の出資比率変更および代表取締役の交代に関するお知らせ
自然電力株式会社(以下、自然電力)、株式会社Goolight、小布施町が出資しているながの電力株式会社(本社:長野県小布施町、以下「ながの電力」)は、小布施町がながの電力の株式55.67%を追加取得する募集株式総数引受契約を締結し、2月28日付で第三者割当による株式発行を実施しましたのでお知らせいたします。
この株式取得により、ながの電力への出資比率は、小布施町56.17%、株式会社Goolight 10.57%、自然電力33.26%となりました。併せて、2025年2月28日付で小布施町長の大宮透がながの電力の代表取締役に新たに就任いたしました。
今回の体制変更は、2023年に小布施町が環境省の「脱炭素重点対策実施地域」に採択されたこと、ならびに「脱炭素重点対策実施地域」に基づいた事業をながの電力がより主体的に推進する体制づくりを目的としたものです。
今後ながの電力は、創業当時からの企業理念である「企業や家庭で使われる電気を、その地域でつくられた自然エネルギーに変えていく」を引き継ぎ「人と自然エネルギーが心地よくつながる町」を目指して様々な関連事業に取り組むとともに、小布施町の政策の進展や電力市場の環境変化等を踏まえ、今後も屋根置き太陽光PPA事業といった地域の企業や住民と連携した生活インフラサービスの提供にも注力してまいります。自然電力は株主として引き続きこれらの取り組みを支援してまいります。
■新代表取締役の経歴
大宮透
・1988年山形県生まれ、群馬県高崎市出身。東京大学大学院工学系研究科修了(都市工学修士)
・2013年より長野県小布施町に拠点を移し、法政大学・小布施町地域創造研究所(現・慶應SDM・小布施町ソーシャルデザインセンター)の主任研究員として長野県内外で地域づくりの仕事をはじめる。特に都会の若い世代をターゲットにした小布施若者会議やHLAB OBUSEなどの取り組みを仕掛け、人口1万1000人の町に多様な若者が集う環境づくりを推進
・2020年4月、小布施町役場に入庁。総務課長、総合政策推進室長などを担当
・2024年12月、小布施町長選に立候補し、初当選。2025年1月22日より現職
■当事会社の概要
【小布施町】https://www.town.obuse.nagano.jp/
【株式会社Goolight】http://www.goolight.co.jp
1989年8月開局。長野県須坂市・小布施町・高山村をエリアとするケーブルテレビ局。「顧客感動度ナンバーワン宣言」のもと、テレビ、インターネット、IP電話、光コラボ「ながの光」サービスなどを展開。これまでに日本ケーブルテレビ連盟主催のベストプロモーション大賞をはじめ、番組アワード、地方の時代映像祭、4K徳島映画祭など各賞を受賞。産学官連携事業やシティセールスプロモーション、地域コンテンツの海外展開など地方創生事業を幅広く展開している。
【自然電力株式会社】https://www.shizenenergy.net/
2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛けている。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開している。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供。これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっている。
【ながの電力 会社概要】
会社名 | ながの電力株式会社(https://nagano-denryoku.co.jp/) |
本社所在地 | 長野県上高井郡小布施町大字小布施1491番地2(小布施町役場内) ※2025年2月28日付で新住所に移転いたしました |
設立 | 2018年8月 |
株主構成 | 小布施町 56.17%、株式会社Goolight 10.57%、自然電力株式会社 33.26% |
代表者 | 代表取締役 大宮透 取締役 磯野謙、丸山康照 |
事業内容 | 自然エネルギー発電所開発事業 / 電力小売事業(取次事業) / まちづくり事業(通信・生活インフラサービス) |