役員体制変更のお知らせ
自然電力株式会社(以下、自然電力)は、2025年3月25日付でラナ・カラドシェ・ハダッド氏が当社の社外取締役に就任いたしましたので、お知らせいたします。
ハダッド氏は、国際的な投資および金融分野で25年以上の経験を有し、これまで数々の要職を歴任してきました。CDPQシンガポールのインフラストラクチャー部門アジア太平洋地域マネージング・ディレクターとして、シドニー、ニューデリー、シンガポールに拠点を置く約20名の専門家チームを率い、港湾、有料道路、発電・送電網、社会インフラ、公共交通資産など多岐にわたるポートフォリオを管理しています。
「ハダッド氏を当社の取締役として迎えることができ、大変嬉しく思います。アジア太平洋地域における彼女のスキルと経験は、当社が事業展開を拡大し、脱炭素社会への移行を推進していく上で非常に貴重なものとなるでしょう」と、自然電力の代表取締役である磯野謙は述べています。
取締役会の再編は、会社の戦略的方向性を導き、イノベーションを促進し、持続可能な成長を確保する上で重要な役割を果たします。今回の変更により構築された、より一層多様かつ経験豊富なマネジメントチームは、複雑な再生可能エネルギー市場を牽引する上で、さらなる推進力になると考えます。
自然電力は、パーパス「青い地球を未来につなぐ」のもと、国内外の地域パートナーと連携し、再生可能エネルギーの普及や分散型社会インフラの構築を通じて、地域に根ざした持続可能なエネルギー社会の実現を目指して事業を推進してまいります。
自然電力株式会社 新役員体制 ※下線部が変更箇所
氏名 | 現職 | 旧職 |
磯野 謙 / Ken Isono | 代表取締役 | 代表取締役 |
長谷川 雅也 / Masaya Hasegawa | 代表取締役 | 代表取締役 |
川戸 健司 / Kenji Kawado | 代表取締役 | 代表取締役 |
磯野久美子 / Kumiko Isono | 取締役 | 取締役 |
ラナ・カラドシェ・ハダッド / Rana Karadsheh-Haddad | 取締役(社外) | – |
田中 君明 / Kimiaki Tanaka | 監査役 | 監査役 |
【参考資料|新任役員の経歴】
ラナ・カラドシェ・ハダッド / Rana Karadsheh-Haddad
投資および国際金融の分野で25年以上の経験を有している。国際金融公社(IFC)のアジア太平洋産業担当ディレクターとして、120名の投資専門家のチームを率いた他、欧州地域担当ディレクターとして、西バルカン諸国および南コーカサス地域における同組織の活動を統括した。
2024年3月CDPQに入社、CDPQシンガポールのアジア太平洋インフラストラクチャー担当マネージングディレクターとして、現在はシンガポールを拠点に、同地域における組織のインフラストラクチャー活動のすべてを統括する。シドニー、ニューデリー、シンガポールに拠点を置く20名の専門家のチームを統括し、港湾、有料道路、発電および送電網、社会インフラおよび公共交通機関資産の多様なポートフォリオを管理する。
【自然電力株式会社について】http://www.shizenenergy.net
2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ」というパーパスを掲げ、太陽光、風力、バイオマスといった再生可能エネルギーを活用し、環境負荷を最小限に抑えながら地域経済の発展にも寄与する持続可能なソリューションを創出するとともに、再生可能エネルギーへの世界的なシフトを加速させるという使命を推進している。
2016年からは、東南アジアやブラジルでのプロジェクトを通じて国際的な事業展開を拡大。2019年にはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のエネルギー管理システム(EMS)を通して、マイクログリッド、仮想発電所(VPP)の構築、スマートEV充放電サービス等のイノベーションを提供。国内外のグループ全体で1ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わり、業界をリードする。