JUWI自然電力オペレーション、 24時間365日の監視センターを新設
日本有数の発電容量となる147MWの太陽光発電所にて初採用
JUWI自然電力オペレーション株式会社(以下、JSEO)は、この度、宮城県仙台市に、24時間365日再生可能エネルギー発電所の監視が可能な監視センター(以下、本監視センター)を開設しました。その第1号案件として、パープルソル合同会社(以下、パープルソル)が運営し、JSEOがO&M業務を受託している宮城県大崎市のオニコウベ太陽光発電所147MW(DC)のO&M業務に導入しました。
本監視センターは、脱炭素経営を目指す企業が増加している昨今の日本マーケットに対して、積極的にO&Mサービスを提供するための体制を整える目的の元、開設しました。本監視センターでは発電所の監視を専門とするスタッフを常駐させることで、発電所に異常が発生した際には、24時間365日、駆け付けを含む即時対応ができるようになります。また、これまで以上に緻密な監視体制を実現し、発電所監視に関する知見の蓄積が可能となります。
JSEOは本監視センター開設に伴い、2023年4月10日より、大崎市において稼働している国内最大級の147MWpの太陽光発電設備の保守・運用を開始しました。本発電所の特徴として、連系電圧が275キロボルトと高く、法律により常時監視が定められています。また、豪雪地域に位置するため、降雪・積雪状況の常時把握及び地域パートナーと連携した除雪対応を迅速に行うことで、発電ロスを防ぎます。
今後は、本監視センターの運用で得られた知見を活かし、系統用蓄電池の監視サービスの提供など将来の事業拡大にも生かしていく予定です。
今後も国内各所での太陽光発電所の導入が進む中、JSEOでは、再エネ発電所の適切な運営と再生可能エネルギー発電所の価値向上ならびに、電力システムとの連携を通じて、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
【プロジェクト概要】
名称 | オニコウベ太陽光発電所 |
所在地 | 宮城県大崎市 |
発電容量 | 146.998MW(DC) |
事業主 | パープルソル合同会社 |
O&M | JUWI自然電力オペレーション株式会社 |
O&M開始日 | 2023年4月10日 |
商業運転開始日(COD) | 2023年5月10日 |
敷地面積 | 約156ヘクタール |
【発電所写真】
【JUWI自然電力オペレーション株式会社について】
自然電力株式会社と、世界有数の風力・太陽光開発・EPC企業であるドイツのJUWI株式会社が2013年5月に設立した国際ジョイント・ベンチャー。世界標準のO&Mサービスを日本の気象・土壌条件に合わせローカライズしながら、再生可能エネルギー発電所に特化したO&M(運営・保守)を全国で展開している。これまでに累計約932.5メガワット(2023年3月時点)の太陽光・風力発電所O&M業務を受注。2018年より営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)事業に対するO&Mサービスも提供。
-本社:東京都文京区本郷5丁目33番10号
-代表取締役:花吉哲芝、ヴァルツェヒャ・ヤン・マーテン
-URL:https://www.shizenenergy.net/about/juwi-shizen-energy-op/