オーストリア・GUGLER社製水車発電機を中部電力黒田水力発電所に納入、運転開始

日本で稼働するGUGLER社のメガワット級水車第1号

2023.07.06[プレスリリース]
オーストリア・GUGLER社製水車発電機を中部電力黒田水力発電所に納入、運転開始

自然電力株式会社(以下、「自然電力」)と、オーストリアの中小水力発電用水車の開発・設計・製作を手掛けるGUGLER Water Turbines GmbH(以下、「GUGLER社」)は、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)の黒田水力発電所(愛知県豊田市)向けに2.2MWのぺルトン水車・同期発電機を納入し、2023年4月から本格稼働を開始しました。日本で稼働するGUGLER社製のメガワット級水車の第1号となります。

中部電力黒田水力発電所では、2022年2月より水車発電機等設備の全面的な更新を進めてきました。水車発電機の選定に際しては、GUGLER社の海外での豊富な実績と、自然電力とGUGLER社の技術提案内容が評価されました。

GUGLER社は、100年以上の歴史と技術を有し、世界50か国以上の国々に1000基以上の納入実績を誇る世界有数の中小水力発電用水車開発・設計・製作の専門会社です。同社の水車・発電機は高効率、短納期、安価を主な特徴とし、ぺルトン、フランシス、カプランの各タイプの水車を提供しています。自然電力は、2016年にGUGLER社との業務提携を締結し、同社の100キロワット以上の水車・発電機の日本国内独占販売権を有しております。

自然電力では、今回の稼働実績を契機として更なる拡販体制を構築し、再生可能エネルギー分野の一つである水力発電の領域で水車・発電機の供給を通して社会に貢献していきます。

【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛け、これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わってきました。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。

 ・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
 ・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
 ・URL:http://www.shizenenergy.net