王滝村スキー場跡地太陽光発電所の発電事業並びに王滝村の教育支援事業への寄付活動が、23年度ソーラーウィーク大賞特別賞を受賞しました

2023.10.25[お知らせ]
王滝村スキー場跡地太陽光発電所の発電事業並びに王滝村の教育支援事業への寄付活動が、23年度ソーラーウィーク大賞特別賞を受賞しました

この度、自然電力グループが長野県木曽郡王滝村に保有する「王滝村スキー場跡地太陽光発電所」の発電事業並びに王滝村の教育支援事業への寄付活動が、2023年度「ソーラーウィーク大賞」(主催:一般社団法人太陽光発電協会 代表理事 山口 悟郎)特別賞を受賞しましたので、お知らせいたします。

ソーラーウィーク大賞について
「ソーラーウィーク大賞」は、地域に貢献し、地域から望まれ、他の模範ともなる太陽光発電の普及拡大に資する取組・事業とそれを支えている方々を表彰するもので、 地域との共生・共創に基づく太陽光発電が全国に広がるよう、太陽光発電の地域貢献の可能性について、多くの方に認知して頂くことを目的としています。
Webページ:https://www.jpea.gr.jp/solarweekaward2023/

王滝村スキー場跡地太陽光発電所について
今回、特別賞を受賞した王滝村スキー場跡地太陽光発電所は、2007年に閉鎖されたスキー場跡地を利活用するアイデアから事業を開始しました。事業地は同村村有地で、同スキー場跡地の有効活用は同村における長年の課題であり、過去に同村で地域おこし協力隊として活動し総合計画策定等にも関わっていた当社社員が、村と共同の再エネ開発を目指し、2016年に協議を開始、2021年11月に2.9MWの太陽光発電所の運転を開始しました。

村・住民の声を設計に反映
発電所開発においては、2019年12月、同村と「王滝村スキー場跡地太陽光発電所に関する協定書」を締結し、環境保護・整備等に留意した設計に合意しており、スキー場の地形や排水設備を活かした設計に加え、住民から声があがっていたスキー場跡地の排水機能の衰えについて水路の追加等を行い、土砂流出の危険性の低減を図りました。

景観に配慮し、パネルは当初計画の半分以下に
同村は観光立村であるため景観に特に配慮し、設置箇所は住宅等から見えない場所を選定。加えて、御岳山山頂や登山道、公園内の主要道路等、複数の眺望点からの景観に配慮しパネルの配置を決定し、当初計画よりパネル枚数を減らすなど、規模を半分以下に抑えて景観等を優先しました。

売電収益の一部を同村の教育支援事業に寄付
2022年より、同発電所の売電収入の一部を同村の教育支援事業に寄付しています。同年8月に同村と締結した「地域貢献事業に関する基本合意書」に基づき、寄付金は同村にU/Iターンし居住する若者の奨学金返済支援に充当されます。2039年まで年1回寄付され、前年度の売電収益をもとに寄付金額を決定し、22年は40万円、23年は30万円を寄付しました。23年度支援対象者(Iターン)が1名選定され、奨学金返済支援の補助交付は既に始まっております。

今後も、自然電力グループは「青い地球を未来につなぐ」ため、地域と共生する再生可能エネルギー電源の開発に努めてまいります。

【2023年度ソーラーウィーク大賞受賞者発表】
https://www.jpea.gr.jp/feature/solarweek/result/

【本件に関連するプレスリリース】
自然電力、王滝村の太陽光発電所の売電収益の一部を王滝村へ寄付 同村の奨学金返済支援制度を始めとした教育支援活動の原資に活用へ
https://www.shizenenergy.net/2022/12/07/shizen-donation-otaki-village2023/