自然・インターナショナル、Majuperak Holdings Berhadとマレーシア・ペラ州での太陽光発電プロジェクトでの開発協力に合意
自然電力グループの自然・インターナショナル株式会社(以下、⾃然・インターナショナル)は2024年4月25日、福岡市内において、マレーシア・ペラ州の州政府系投資機関であるMajuperak Holdings Berhad(以下、MHB)と、ペラ州内での野立て太陽光発電プロジェクトの開発と浮体式太陽光発電プロジェクトに適した水域の評価を協力して実施することに合意し、覚書を締結しました。
この覚書に基づき両者は、ペラ州内での野立て太陽光発電プロジェクトの共同開発と浮体式太陽光発電プロジェクトのフィジビリティ・スタディの実施、そしてプロジェクトへの共同出資を検討します。
覚書には、MHB のグループCEOである Syed Agil Syed Hashim 氏と、自然・インターナショナルCEOの牛窪伶が署名しました。また式典には、ペラ州首相のSeri Saarani bin Mohamad氏、PKNPの最高経営責任者兼MHB会長のRedza Rafiq Abdul Razak氏、自然電力株式会社 執行役員(投資・戦略担当)のOliver Senter、自然・インターナショナルCOOの小川亮らが出席しました。その他、ペラ州官房長のAhmad Suaidi Abdul Rahim氏、ペラ州財務官のMohd Zaki Mahyudin氏、ペラ州観光・産業・投資・インフラ開発委員会会長のLoh Sze Yee氏らも出席しました。
自然電力株式会社が本社を置く福岡市は、ペラ州のイポー市と姉妹都市関係にあります。両市は1989年に姉妹都市提携を結んで以来、教育・文化面で活発な交流を行ってきました。式典には、福岡市国際経済企画課長の中村晋太朗氏にもご出席いただきました。
MHBのグループCEOであるSyed Agil Syed Hashim氏は「我々は、自然・インターナショナルが専門知識と実績のある理想的なパートナーであると考えています。この提携は、再生可能エネルギーの発展と、雇用創出、技術共有、経済的繁栄など、地域社会にとってプラスとなる成果を約束するものです。また、再生可能エネルギー分野の著名なリーダーである自然電力と手を組むことで、我々の専門知識とリソースを総動員し、ペラ州におけるクリーンエネルギーの導入を加速させる態勢が整いました。」とコメントしています。
自然・インターナショナルのCEOである牛窪怜は「マレーシアのペラ州政府系企業のMHBとのパートナーシップは、マレーシアにおける再生可能エネルギーの拡大を促進するという我々のコミットメントを強調するものです。このコラボレーションは、両者に利益をもたらすだけでなく、同州の2030年目標と低炭素エネルギーへの取り組みを推進しながら、同州の地域社会経済発展を後押しするものです。私たちは、福岡とイポーの長年の友好関係を生かし、両都市のより良い持続可能な未来に期待しています。 私たちの焦点は、再生可能エネルギー・プロジェクトの開発だけでなく、将来の世代のために持続可能な環境を醸成することです。このコラボレーションは、青い地球を未来につなぐという私たちのパーパスに合致するものです。」とコメントしています。
【自然・インターナショナル株式会社について】
2020年9月設立。自然電力株式会社の子会社。自然電力株式会社の海外事業を統括し、主に東南アジア・ブラジルを中心に、海外における再生可能エネルギー発電所の開発およびアセットマネジメント業務を手掛ける。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:古賀大幹
・URL:https://www.shizeninternational.com/
【Majuperak Holdings Berhadについて】
Majuperak Holdings Berhadは、不動産開発およびインフラストラクチャー、資産および施設管理、再生可能エネルギー、貿易および商業ベンチャーなど、多様なポートフォリオを持つペラ州政府系企業である。同社はペラ州開発公社の子会社であり、1976年9月3日に設立された。2007年6月27日には、MHBはマレーシア証券取引所の不動産部門で上場企業となった。
・本社:Aras 1, Bazar Ipoh, Jalan Sultan Nazrin Shah, Medan Gopeng, 31350, Perak Darul Ridzuan.
・URL: https://www.majuperak.com.my