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非化石証書
- ※2022年度入札・約定量実績
非化石証書の特徴
FIT非化石証書とは、再生可能エネルギーの価値をもつ環境証書です。
その中でも、どこの産地で、どのような発電方法で発電されたのかといった発電設備の情報が開示されているものが、トラッキング付き非化石証書です。
必要量の非化石証書を調達することで、「自社で使っている電気は実質的に再エネでまかなっている」と訴求することが可能になります。
なお、RE100やCDP、温対法にも対応可能です。
非化石証書の種類
種類 | 再生可能 エネルギー指定 |
概要 |
---|---|---|
FIT非化石証書 | あり | 太陽光・風力・小水力・地熱・バイオマスなどの、FIT電源で発電されている電気を、FIT制度(固定価 格買取制度)を通じて買い取られた分に対して発行される証書です。 |
非FIT非化石証書 | あり | 太陽光・風力・小水力・地熱・バイオマスなどの、認定済みの非FIT電源で発電されている電気に対して発行される証書です。 |
非FIT非化石証書 | なし | 原子力などの、認定済みの非FIT電源で発電されている電気に対して発行される証書です。 |
環境価値の用途
温対法 | 省エネ法 | カーボンオフセット | CDP・SBT | RE100 |
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- ※ 東京都に認められた低炭素電力プランとして電気に組み合わせた活用は認められているが、単体での活用は認められていない。
ご提供の仕組み
JEPX(日本卸電力取引所)の再エネ価値取引市場より非化石証書を購入し、需要家の皆様へお届けいたします。
発行までの流れ
必要とする非化石証書の希望調達時期や希望購入量・額などをお客様よりヒアリング後、市場入札等に参加し代理調達いたします。
入札への参加が初めてというお客様でも、落札平均額などの情報提供を通して、スムーズな調達をサポートさせていただきます。
特定の発電所からの
非化石証書のご提供
通常のJEPXからの非化石証書購入では特定の発電所を指定することができないため、割り当てられた発電所(環境価値の創出元)がどのようにしてできたものかを知ることができません。
自然電力では、住民との合意形成がしっかりと成され、かつ売電収益の一部を地域還元しているような想いのある発電所や、電気と一緒にハーブ等を大切に育てている農家さんの発電所の環境価値などを指定して購入することができます。
これにより、顔が見える安心安全な環境価値でオフセットすることが可能です。
お取り扱いのある
再エネ発電所概要
発電所名 | 唐津市湊風力発電所 |
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発電所所在地 | 佐賀県唐津市湊町 |
発電事業主 | 唐津市湊風力発電合同会社(自然電力が設立した合同会社) |
自然電力の 役割 |
開発・アセットマネジメント |
定格出力 | 約1.99MW |
完工日 | 2018年2月 |
非化石証書での
カーボン・オフセット
事例
企業名 | 株式会社グリーンズ(「コンフォートホテル佐賀」) |
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導入ソリューション | 地元佐賀県にある風力発電所由来のトラッキング付FIT非化石証書 |
導入時期 | 2023年7月 |
オフセット量 | 約135t |
導入事例 インタビュー |
https://shizenenergy.net/decarbonization_support/case/greens/ |
企業名 | 株式会社ピエトロ |
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導入ソリューション | トラッキング付き非化石証書 |
導入時期 | 2023年11月 |
プレスリリース | https://www.pietro.co.jp/assets/upload/newsrelease/newsrelease_20231205_01.pdf |
よくあるご質問
- Q.いつでも購入できますか?
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A.入札時期は毎年2月、5月、8月、11月と決められています。そのため、その入札時期の2ヶ月前までにお問い合わせください。
- Q.最低発注量はあるのでしょうか?
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A.最小50GWhからご発注を承ります。
- Q.非化石証書の利用を考えています。見積りには何が必要でしょうか?
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A.下記情報をご入力いただいた上で、お問い合わせください。
・購入希望量(kWh)※電力使用量
・調達希望時期 - Q.有効期限はあるのでしょうか?
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A. 1月~12月に発電された電力分の非化石証書は需要家が4月~翌年6月までに使用した電力に対して活用可能です。
- Q.環境価値の地産地消をしたい。発電所の指定はできますか?
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A.その発電所と個別で合意ができる場合に限り、発電所を指定して非化石証書を調達することが可能です。
- Q.発電所の運転開始年を指定することはできますか?
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A.運転開始日から15年以内または指定なしのどちらかを選択することができます。
- Q.電源種別を指定することはできますか?
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A.太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱から指定可能です。
- Q.非化石証書の転売は可能ですか?
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A.転売はできません。
- Q.scope1,2,3のどれに使えるのでしょうか?
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A.Scope2にご利用いただけます。
<参考>Scope2ガイダンス - Q.非化石証書の単価は他の証書/クレジットと比較した場合、なぜ極端に安いのでしょうか?
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A.世界的に脱炭素への取組が急務となる中、需要家の声も踏まえ、資源エネルギー庁が最低落札価格を0.3円/kWhに設定しました。なお、2023年8月からは最低落札価格が0.4円/kWhとなります。
- Q.今後、どこまで最低入札単価が上がる見込みですか?
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A.2022年度までは最低落札価格が0.3円/kWhと定めれられていましたが、2023年8月からは最低落札価格が0.4円/kWhとなります。
この落札価格については、最低落札価格を定める資源エネルギー庁の動向に加え、オークションで定められる側面もあるため、一概には申し上げられません。 - Q.省エネ法に非化石証書は使えますか?
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A.温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(以下、SHK制度)において令和4年度の報告(令和3年度実績)から非化石証書を利用可能となりました。詳しい提出方法等は環境省のマニュアルをご参照ください。
<参考>環境省資料 - Q.CO2削減計画を立てるところから相談したいのですが、可能でしょうか?
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A.はい。いくつかのCO2削減計画のご支援の事例もございますので、一度お問い合わせください。