概要
2017年から始まったこの取り組みは、自然電力グループで働くクルーたちを、自然電力グループの原点である「地球を楽しもう」という気持ちへと引き戻してくれます。
創設者の磯野謙と長谷川雅也は生粋のアウトドア好きで、夏はサーフィンのために海に通い、冬になればパウダースノーを求めて何日も雪山に籠っていました。2人がそれぞれ風力発電業界に飛び込んだきっかけの一つも「いい波が立つ場所は、いい風が吹いている」から。日本だけでなく、地球上に広がるこの美しい自然を、未来に残したいという強い想いがあります。
川戸健司も含めた創業者3人は、数か月に一度は屋久島に渡り、今後の会社のあり方や事業方針について議論をしています。自分たちが何をしたかったのか、存在意義を確認するためにも、「自分たちの愛する大自然の中に身を置く」ことは欠かせないと言います。
そんな時間を、もっと多くのクルーたちも共有できるようにと、この「うみぶやまぶ」は始まりました。
「うみぶやまぶ」では約2カ月に一度、大自然の中でのアクティビティを、その道のプロフェッショナルと共に行います。オーシャンアスリートの金子ケニーさんと共にアウトリガーカヌーで葉山の海を渡ったり、ハワイの伝統航海術を使ったカヌー「ホクレア」の日本人初クルーである内野加奈子さんと、星を頼りに福岡から夜の海に船で繰り出したり、マタギの方々と白神山地で寝食を共にしたりしました。
海好きなクルーが山にも足を運ぶようになったり、家族や友人をつれて再訪したりと、「うみぶやまぶ」の取り組みは少しずつ広がりを見せています。また、それぞれのクルーにとって、自分と自然との関係が、自然電力グループにおける活動や判断の重要な軸の一つになっていくと考えています。
一人でも多くの人が、地球と人が共生できる未来をつくりたいと心の底から思うような、そんな自然と関わるきっかけを作っていきます。