ソーラーシェアリングについて
- 半農半X
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半農半Xとは農業と他の仕事を組み合わせた働き方です。農業を営みつつ、自分のやりたい仕事ややりがいを感じる仕事に携わります。例えば、飲食店経営をしながら農業を営み、テレワークで企業に勤めつつ農業も営むようなライフスタイルが、これに該当します。1990年代後半ごろから塩見直紀氏が提唱してきたコンセプトです。
これまでも兼業農家という分類は存在していました。しかし兼業農家は一家の中に農業に従事する人と他の仕事に従事する人が同居する形式をいいます。一方で半農半Xは、農業に従事している人がそのまま他の仕事にも従事するという違いがあります。このような働き方の場合、例えば飲食店で自分が育てたこだわりの作物を提供したり、企業からの給与を元に農業では自分が食べたい分だけを作ったりなど、農業そのものを収入の柱としない生き方が可能になります。
半農半XはIターンを促し、地域や農業の活性化につながると期待されています。そのため、農林水産省や自治体からも移住や就農に必要な経費に対して助成金が出たり、移住や就農に対するセミナーを受けられたりなど、支援が行われているケースもあります。