用語集

再生可能エネルギーとは、石油・石炭・天然ガスといった有限な化石燃料ではなく、太陽光や風力、地熱、水力といった自然界にあり、枯渇せずに繰り返し利用できるエネルギーのことで、それらの資源を利用した発電を意味します。具体的には太陽光発電やバイオマス発電、風力発電、地熱発電、水力発電などがこれに該当します。このような発電方法は、CO2をはじめとした温室効果ガスを発生せず、かつ資源に乏しい日本においても国内でエネルギー源を調達できます。そのため、環境保全や安全保障などさまざまな面から高く期待され、今後も使用量が伸びていくとされています。
2015年に国際社会が合意したパリ協定でも、世界各国のCO2排出量を減らしていくことが目標とされ、日本でも2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目標に、さまざまな取り組みが行われています。そのような中、国や自治体は、太陽光発電やバイオマス発電などを中心とした再生可能エネルギーの利用にも力を入れており、それらの導入のためにさまざまな支援を行っています。